【法文】
学説彙纂第46巻第3章第89法文序項
【法文の典拠】
Th.Mommsen, Digesta Iustiniani Augusti, 2 Bde, Berlin 1868/70
【inscriptio】
Idem (Scaeuola) libro uicensimo nono digestorum
同(スカエウォラ)
【翻訳】
複数の原因及び帳簿に基づく債権者が、以下のような問答契約を結んだ。「私ことティティウス・マエウィウスは、[金銭を]受領・保持し、かつガーイウス・セイウス[債務者]に対して、彼の奴隷たるスティクスが私に担保を供したところの帳簿と、弁済金との差額全額を免除する」。この時、スティクスではなく債務者自身が担保提供した帳簿の訴権は、全額につき存続するのかが問われた。[スカエウォラ]は、支払いのなされた債務額のみが消滅すると解答した。
【注】

【訳者】
遠藤歩
【出典】
法学会雑誌(東京都立大)第45巻1号 (2004年7月)
【備考】